サイバーパンク(Cyberpunk) Wiki
Advertisement

オニール・ステーションの戦いCyberpunk 2077に登場する可読可能なチップである。

Transcript


欧州宇宙機関(ESC)は「我々は宇宙への扉を開く」、「太陽系――すべての人の故郷」などと、 いかにも高尚なキャンペーンを打ち出している。

しかしこうしたキャッチフレーズのメッキはすぐに剥がれた。立派なお題目の裏にある真実は、 植民地支配計画だったのだ。オニール1の建設作業員にして最初の住人である我々は、その推 移をこの目で見ている。ESCは新たな生活と明るい未来を約束し、我々を宇宙に送り出した。し かし、そこで待っていたのは極めて危険な環境での過酷な強制労働であり、我々には一切の自 由がなかったのだ。

大義のためと思えば、耐えることもできたかもしれない。だがそれは、きちんと人間らしい扱い を受け、十分な情報が与えられ、我々の懸念や要請に耳を傾けてくれる体制があればの話だ。 しかしESCは... 我々を一切無視した。

その弊害は当然あらわれる。2022年、ステーションが完成する頃までに、事態は限界を迎えて いた。ステーション管理部は我々に対し、年中無休、1日18時間の労働を要求した。それも、年 齢や健康状態に関係なく、全員に対してだ。平和的に抗議した我々を待っていたのは、スタンガ ンを使用した不当な暴力的鎮圧だった。そうすれば我々の心が折れると思ったのだろう。これ まで地球で踏み潰してきた、数々の抗議と同じように。

だがステーションにおいては、状況が違った。労働者と警備員の比率は40対1、増援をすぐに呼 べる場所でもなく、スタンガンは1チャージで15発しか撃てない。ESCの管理部は墓穴を掘った。戦いはものの7時間で終わり、オニール1およびオニール2は独立を宣言した。こうして、地球外初の国家が誕生したのだ...

Advertisement