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『LIBERUM ARBITRIUM』- レビューCyberpunk 2077に登場する可読可能なチップである。

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チップ
『LIBERUM ARBITRIUM』- レビュー

カッコだけで中身のない陳腐な音に、薄っぺらいシンフォニーで味付けしたのがこのアルバム。悪く言えばクロマチックロックの真似事、良く言ってパロディだ。ヘビーなリフ、個性的なボーカルのうなり、60年代のエッセンスはいいとして、“ザ・ダークサウンド”とでも言わんばかりの使い古されたトーンで全てが台無し。このクドさときたら、ネオキッチュ世代のファンもげんなりするレベルで、パンチもなければエッジのかけらもない。ハッキリ言って、このジャンルのスタンダードからすればまるで子守唄だ。 こんなレビューは早く切り上げたい(あるいはそこらへんに埋めたい)が、一応歌詞にも触れておく。その内容は、あまりの酷さに目玉がぐるぐる回って視神経を痛めたほどだ。なかでも最悪なのはタイトルトラックの『LiberumArbitrium』。自由の侵害についての彼らなりのアンセムだが、人にとって最も大切なそれを奪う、ミステリアスな悪の正体は?ご想像の通り、もちろん企業だ。退屈すぎてボーカルをかき消すほどデカいあくびが出る。 TaintedOverlordの最新アルバムをわざわざ買うくらいなら、10年前に自宅で作ったクロマチックロックのミックステープを聞けばいい。忘れた頃にソファの下で埃まみれのカールソン・バーガーと一緒に見つかるヤツだ。大ファンには待望の音かもしれないが、そうでないならスタングレネードでも爆発させた方がよっぽどフレッシュなサウンドが楽しめるだろう。

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